研究課題
基盤研究(C)
LINE-1のメチル化レベルはゲノム全体の指標とされている。胃癌203例を対象とした癌部および周辺正常胃粘膜のLINE-1のメチル化レベルを解析し、臨床病理学的因子との関連を調べた。正常胃粘膜と癌部で比較すると、LINE-1メチル化レベルは癌部で低下していた。LINE-1低メチル化群は高メチル化群に比べ優位に予後不良であった。また、周辺正常胃粘膜のLINE-1低メチル化とH.pylori感染には有意な関係性を認めた。LINE-1メチル化レベルは胃癌の予後予測因子やH.pylori感染による胃癌発生のepigenetic field defectのマーカーとなりうる可能性が示唆された。
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