研究課題/領域番号 |
24591980
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
中村 信治 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (30423924)
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研究分担者 |
庄 雅之 奈良県立医科大学, 消化器・総合外科, 准教授 (50364063)
小山 文一 奈良県立医科大学, 中央内視鏡・超音波部, 准教授 (40316063)
植田 剛 奈良県立医科大学, 消化器・総合外科, 医員 (40526810)
錦織 直人 奈良県立医科大学, 消化器・総合外科, 医員 (70570977)
井上 隆 奈良県立医科大学, 消化器・総合外科, 医員 (60623478)
中本 貴透 奈良県立医科大学, 消化器・総合外科, 医員 (70646091)
藤井 久男 奈良県立医科大学, 中央内視鏡・超音波部, 教授 (40156823)
中島 祥介 奈良県立医科大学, 消化器・総合外科, 教授 (00142381)
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研究協力者 |
吉川 周作
稲次 直樹
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | エリスロポエチン / IBD / 腸管 / 組織再生 |
研究成果の概要 |
エリスロポエチン(EPO)の炎症性腸疾患(IBD)に対する新規治療の可能性について検討した.DSS腸炎モデルマウスにおいてEPO投与群は有意に生存を改善し,体重回復率も有意に改善した.腸管組織では炎症反応の改善を認め,また腸管局所の免疫反応の抑制を認めた.PCNAはEPO投与群では過剰に発現し,EPO投与によりヒト大腸上皮細胞株は濃度依存性に増加した.またEPO受容体はヒト潰瘍性大腸炎,クローン病腸管組織にも発現を認めた.以上よりEPOの元来持つ造血作用と今回明らかになった抗炎症作用,組織再生作用,この3作用が腸管組織に有意に働きIBDに対し有効である可能性が示唆された.
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