研究課題/領域番号 |
24592004
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
池上 徹 九州大学, 大学病院, 助教 (80432938)
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研究分担者 |
調 憲 九州大学, 医学研究科, 准教授 (70264025)
吉住 朋晴 九州大学, 大学病院, 講師 (80363373)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 肝移植 / 肝癌 / 腫瘍関連マクロファージ / IL17 / 肝細胞癌 / 好中球リンパ球比 / 移植・再生医療 |
研究成果の概要 |
肝細胞癌に対して生体肝移植を施行した症例にてNLR(好中球リンパ球比)NLR>4が最も肝癌再発に強く影響を与えていた。多変量解析では、NLR>4、腫瘍径>5cm、最終治療から肝移植までの期間<3ヶ月が再発危険因子であった。NLR>4の症例では、腫瘍周囲のIL-17の発現および血清中IL17の濃度が有意に高値であり、IL17の発現が腫瘍の進展に関わっている事が明らかとなった。NLR>4の症例では腫瘍周囲のCD163陽性細胞がNLR<4の症例より多い傾向にあった。高NLRであることは腫瘍周囲の炎症細胞環境、特に腫瘍関連マクロファージとIL-17の影響を受けることが明らかとなった。
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