研究課題/領域番号 |
24592024
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
|
研究機関 | 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立成人病センター(研究所) (2014) 大阪大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
小林 省吾 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立成人病センター(研究所), その他部局等, その他 (30452436)
|
研究分担者 |
和田 浩志 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (00572554)
永野 浩昭 山口大学, 医学系研究科, 教授 (10294050)
丸橋 繁 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (20362725)
川本 弘一 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (30432470)
江口 英利 大阪大学, 医学系研究科, 助教 (90542118)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 胆道癌 / 炎症性サイトカイン / 化学療法抵抗性 / 癌間質 / IL-6 / TGF-beta / 上皮間葉系転換 |
研究成果の概要 |
胆道癌においては胆道炎症によりIL-6/TGF-βクロストークが誘導され、上皮間葉転換を通じた化学療法抵抗性が生じていた。癌先進部において顕著であり、局所リンパ節転移や、化学療法抵抗性に関与する間質の発現とも関連しており、SMAD4が主要経路であった。同分子やヒストンの制御により解除できる可能性もあったが、同時に他剤に対する抵抗性も幹細胞やDNA修復因子を介して誘導していた。一方で、放射線の併用は有効であった。本研究においては、胆道癌に伴う炎症による上皮間葉転換、化学療法抵抗性の誘導を明らかにし、メカニズムの解析を通じて抵抗性を打破しており、胆道癌治療における新たな治療法の可能性を示した。
|