研究課題/領域番号 |
24592067
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
白澤 文吾 山口大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (80444719)
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研究分担者 |
濱野 公一 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (60263787)
李 桃生 長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 教授 (50379997)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | メカニカルストレス / 進展刺激 / 心筋幹細胞 / 細胞移植治療 / 心筋梗塞 / 伸展刺激 / 心臓由来細胞 |
研究成果の概要 |
本研究では、補助人工心臓を植え込んだ重症心不全患者に対する細胞移植治療においてより高い細胞生着が得られる事実に注目し、メカニカルストレスの心筋幹細胞の動態に与える影響について検証した。進展刺激を与えたヒト心筋幹細胞では細胞生存性および増殖性が損なわれ、一方で、血管新生因子の産生は増加していた。またマウス異所性心移植モデルによるストレス軽減によって、梗塞心へ移植した心筋幹細胞の生着性増加と心筋再生が認められた。本研究の成果は、メカニカルストレスを軽減することで心筋細胞移植の効率が劇的に改善する可能性を示唆しており、新たな治療法の開発が期待される。
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