研究課題/領域番号 |
24592076
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
井村 肇 日本医科大学, 医学部, 病院教授 (40281422)
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連携研究者 |
吉尾 敬秀 日本医科大学, 医学部, 助教 (60591287)
高橋 賢一郎 日本医科大学, 医学部, 助教 (10614737)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 人工心肺 / 肺障害 / サイトカイン / 虚血再灌流 / 気管支液 / 開心術 / 人工呼吸 / chemical mediator / 人工心肺後肺障害 / 国際情報交換(英国) / 肺機能 |
研究成果の概要 |
開心術において人工心肺中に低頻度で人工呼吸を継続するLow Frequency Ventolation(LFV)法が術後肺機能を改善し患者に臨床上の利益をもたらすか研究した。LFV法は人工心肺後2時間における動脈血酸素分圧がcontrol群より有意に高く人工心肺直後の二酸化炭素分圧は有意に低値であった。肺からの乳酸流出は人工心肺後2時間でLFV群は有意に低く肺虚血再灌流障害が軽減していた。気管支粘液中IL-6, IL-8は人工心肺後2時間で有意にLFV群で抑制されていた。LFV群では術後人工呼吸時間は短い傾向があり、患者の術後経過にも有利である可能性が示唆された。
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