研究課題/領域番号 |
24592079
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
北田 正博 旭川医科大学, 医学部, 准教授 (60332483)
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研究分担者 |
笹嶋 唯博 旭川医科大学, 医学部, 名誉教授 (20109515)
大崎 能伸 旭川医科大学, 医学部, 教授 (30191935)
林 諭史 旭川医科大学, 医学部, 助教 (10463754)
松田 佳也 旭川医科大学, 医学部, 助教 (50598456)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 肺悪性腫瘍 / 胸膜悪性腫瘍 / 光線力学的診断 / 自家蛍光 / 光学的診断 / 悪性胸膜中皮腫 / 肺癌 / がん診断 / リンパ節転移 / 胸膜播種 / 蛍光内視鏡 / アミノレブリン酸 / 光線力学診断 / 蛍光観察システム / 胸膜悪性病変 |
研究成果の概要 |
自家蛍光を利用した、胸腔内微小播腫性病変や早期の悪性胸膜中皮腫に対する光線力学的診断法の研究を行った。自家蛍光とは、細胞が光を吸収した際に起こる光の自然放出である。正常組織では、400-450nmの青色励起光に反応して、520nm程度の緑色の自家蛍光が観察される。悪性病変部位では、粘膜上皮の肥厚、自家蛍光物質の減少などにより、緑色の自家蛍光が減弱し、赤紫系の色調の変化を認める事象を利用した。胸膜面に存在する腫瘍は全例色調の変化が観察可能であった。原発性肺癌では、pl以上の症例で自家蛍光の減弱による色調の変化が観察可能であった。胸膜病変の局在診断は有用であったが、今後精度向上が必要である。
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