研究課題/領域番号 |
24592086
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
胸部外科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
横井 香平 名古屋大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60378007)
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研究分担者 |
谷口 哲郎 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (20378186)
川口 晃司 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院講師 (10402611)
水野 鉄也 名古屋大学, 医学部附属病院, その他 (60528800)
宇佐美 範恭 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (30378179)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 悪性胸膜中皮腫 / アスベスト / 遺伝子変異 / 癌遺伝子 / 癌抑制遺伝子 / 肺内アスベスト濃度 / がん遺伝子 / がん抑制遺伝子 |
研究成果の概要 |
悪性胸膜中皮腫から細胞株を樹立しアレイCGHで高頻度に異常を認めた遺伝子領域を同定した。その結果、種々の領域の遺伝子欠失および増幅を認めた。今回、3p21領域にホモ接合欠失に着目し、その中のBAP1遺伝子について解析を行った。ウェスタンブロットにてBAP1タンパク発現を確認後、発現低下細胞株で、RT-PCR分析を行ったところ、一細胞株において著明なmRNA発現低下を認めた。PCRでその細胞株にexon13-17のホモ接合欠失を認めた。BAP1欠失を認めた悪性胸膜中皮腫組織ではBAP1は染色されなかった。これらの結果より、BAP1 が中皮腫発症に関してキーとなる遺伝子である可能性が示唆された。
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