研究課題/領域番号 |
24592113
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
好本 裕平 群馬大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50242061)
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研究分担者 |
佐藤 晃之 群馬大学, 医学部, 助教 (60431722)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 未破裂脳動脈瘤 / 生活の質 / マルコフモデル |
研究成果の概要 |
近年の前向き研究で小型未破裂脳動脈瘤の破裂率は比較的低いことが示されている。本研究では52名の未破裂瘤患者を対象とし、患者自身が感じている主観的生活の質調整年の損失(QALY loss)を評価した。一方、未破裂瘤自然歴を表現したマルコフモデルを作成し、未破裂瘤によるQALY lossを算出した。計算された未破裂瘤による理論的QALY lossは比較的小さく中央値は0.4年、そして予想される余命の1.9%であった。一方、主観的QALY lossの中央値は10.0%~19.5%であった。未破裂瘤の告知は患者に理論的損失以上の心理的損失をもたらしていることが示された。
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