研究課題
基盤研究(C)
正常血圧下において体内塩分貯留量と脳血管障害との関連性を調べた。高塩分食を負荷した場合の虚血性脳損傷への影響について、性差および卵巣摘出の有無による違いを明らかにし、エストロゲン欠乏状態では血圧とは独立してNa貯留が脳損傷に影響し、血圧とは別に、Na蓄積を制御することが重要であるという見解を新たに示した。この成果をまとめて英文誌に投稿、revision中である。エストロゲン欠乏に塩分が負荷された状態での研究は国内・外ともにほとんどないことから本研究は、新たな観点から脳梗塞予防や治療を考える上で、意義が深いと思われる。
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