研究課題/領域番号 |
24592133
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
東 洋一郎 高知大学, 教育研究部医療学系, 助教 (80380062)
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研究分担者 |
八幡 俊男 高知大学, 教育研究部医療学系, 助教 (40380323)
上羽 哲也 高知大学, 教育研究部医療学系, 教授 (00314203)
藤本 康倫 高知大学, 教育研究部医療学系, 講師 (80589789)
清水 恵司 (清水 惠司) 高知大学, 教育研究部医療学系, 教授 (70116044)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 頭部外傷 / うつ病 / 脳内亜鉛 / グリア細胞 / 脳保護薬 / 活性酸素 / 5-lipoxygenase / アストロサイト |
研究成果の概要 |
今回の検討より、複合多糖並びにリポ多糖類はマウスにおける脳振とう誘発性うつ病様行動に影響を及ぼさないとこを見出した。膜透過性亜鉛キレート剤投与は脳振とう誘発性うつ病様行動と海馬におけるミクログリアの活性化を抑制することを見出した。活性酸素除去剤であるエダラボンは脳振とう直後のマウスへ投与するとうつ病様行動ならびに海馬における酸化ストレスとアストロサイト内5-lipoxygenaseの活性化を抑制することを明らかにした。これらの結果は、亜鉛キレート剤並びにエダラボンが脳振とう誘発性うつ病を抑制すること、そしてこの保護効果にグリア関連性脳内炎症反応の抑制作用が関与していることを示唆している。
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