研究課題/領域番号 |
24592141
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
奥田 洋明 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (40453162)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | アストロサイト / コンドロイチン硫酸プロテオグリカン / 細胞外マトリックス / コンドロイチン硫酸 / グルタミン酸 / CSPG |
研究成果の概要 |
我々は、コンドロイチン硫酸プロテオグリカンにより構成される新規の細胞外マトリックス構造を見出し、その形態からDACSと命名して報告している。本申請ではDACSの機能の解明を目的とした。大脳皮質において特定の一部のアストロサイトでTenascin-R(TNR)が発現しており、このTNR陽性アストロサイトがDACSを構成していた。また培養アストロサイトを用いて機能を検討した結果、TNRがグルタミン酸の取り込み能を制御している可能性が示唆された。以上の結果よりTNR陽性アストロサイトはDACSを形成し、GLASTの発現を制御することにより、シナプスなどの微細環境を保つのに重要であることが示唆される。
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