研究課題/領域番号 |
24592184
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
高岸 憲二 群馬大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70154763)
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研究分担者 |
山本 敦史 群馬大学, 医学部, 助教 (30400732)
一ノ瀬 剛 群馬大学, 医学部付属病院, 助教 (70742550)
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連携研究者 |
鯉淵 典之 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (80234681)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 腱板断裂 / 代償性筋肥大 / IGF-1 / Akt / mTOR |
研究成果の概要 |
腱板断裂モデルラットを作成し,その構成筋の重量変化,筋肉での筋肥大関連遺伝子の発現を調査した結果,腱断裂を免れた腱板構成筋の一部では腱断裂によって生じた機能的喪失を代償するために筋肥大関連遺伝子,タンパクの発現が上昇する事が判明した.この現象は断裂が広範囲に及ぶことでより顕著となり,特に棘上筋・棘下筋腱と肩甲上神経を切離した場合には残存筋である小円筋の代償性筋肥大は著明に認められた. 本研究の結果は,腱板断裂症例において経験的に言われていた,リハビリテーションを通じた残存筋のトレーニングによる腱板機能の再獲得という治療コンセプトを科学的に裏付けるものであることが判明した.
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