研究課題/領域番号 |
24592191
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
波呂 浩孝 山梨大学, 総合研究部, 教授 (10313264)
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研究分担者 |
安藤 隆 山梨大学, 総合研究部, 講師 (10377492)
中尾 篤人 山梨大学, 総合研究部, 教授 (80318445)
中尾 篤人 山梨大学, 総合研究部, 教授 (80317445)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 椎間板ヘルニア / 退縮 / 炎症 / ATP / P2X4 / 椎間板変性 / 炎症性サイトカイン / 脊椎脊髄病学 / MMP |
研究成果の概要 |
椎間板変性のメカニズムを特定することは、腰椎疾患の成因解明に極めて重要である。このイニシエーターを同定すべく実験を行った。血球の遊走や炎症反応の重要因子として注目されているヌクレオチドに着目しターゲットをATPとした。椎間板に対する機械的刺激によってATPの産生をみた。次に組織培養した椎間板にATPおよびAMPで刺激を行うと、時間・濃度依存的にVEGFの生産の増大を認め、TGF-βの生産減少をみた。この反応はATP受容体阻害薬であるBBGおよびPPADSで阻害された。以上より、ATPが炎症のイニシエーターとして椎間板に作用し、そのレセプターはP2X4を介している可能性が示唆された。
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