研究課題
基盤研究(C)
マウス良性神経系軟部腫瘍細胞株TR6BC1からマウス軟部肉腫で初めて自然肺転移を生じる高肺転移株TR6BC1-LMの樹立に成功した.軸索伸展や遊走能に関与する Semaphorin4D/PlexinB1シグナル伝達路が本細胞株で活性化されており,RNA干渉による機能抑制実験において,亢進した運動能,浸潤能の著しい減弱が観察されたことから,本シグナルが肺転移能を賦与する機能分子群の一つである可能性が示唆された.
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