研究課題/領域番号 |
24592243
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
秋山 達 自治医科大学, 医学部, 准教授 (40376471)
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研究分担者 |
税田 和夫 自治医科大学, 医学部, 非常勤講師 (20241995)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 色素上皮由来因子 / 軟骨肉腫 / 破骨細胞 / 抗がん剤 / 骨代謝 / 血管新生阻害因子 / がん治療 / 骨吸収 / 血管内皮細胞増殖因子 / 創薬 / 肉腫 / 悪性腫瘍 / 新規治療法開発 / 化学療法 |
研究成果の概要 |
軟骨肉腫は骨原発性悪性腫瘍である。悪性腫瘍の進展には血管新生が必須であり、血管新生阻害因子は抗がん効果を持つ分子標的薬として使用され始めている。さらに、骨環境で腫瘍が進展するためには生体内で唯一骨破壊をおこしうる破骨細胞を誘導することが必須とされる。我々は本研究において生体内で最大の血管新生阻害効果を持つ色素上皮由来因子が軟骨肉腫による破骨細胞誘導活性効果を阻害することを発見した。色素上皮由来因子は既存の分子標的薬が示す副作用が非常に少ない可能性がある上に、軟骨肉腫には有効な化学療法剤がなく、我々の研究によって軟骨肉腫に対する新規化学療法剤になりうる可能性があることが示された。
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