研究課題
基盤研究(C)
骨粗鬆症の評価手法として、臨床応用されている骨密度(aBMD)に加え、臨床用CTによる脊椎の3次元情報を用いて、骨微細構造解析、さらに有限要素法を用いた骨強度解析手法を確立した。これら手法を経時的に用いて、原発性骨粗鬆症で骨吸収抑制剤と骨形成促進剤の及ぼす影響についてin vivoで検討した。骨吸収抑制剤、骨形成促進剤ともに骨量、骨微細構造の改善を認め、骨強度の改善も期待されるが、骨梁連結性に関しては骨吸収抑制剤ではその回復に限界があり、骨形成促進剤では改善の可能性が示唆された。一方、DXAによるaBMDでは骨微細構造や骨強度の変化を過小評価していると考えられた。
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Korean J Radiol
巻: 16(3) ページ: 1-4