研究課題/領域番号 |
24592283
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
齋藤 充 東京慈恵会医科大学, 医学部, 准教授 (50301528)
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研究分担者 |
木田 吉城 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (90328310)
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連携研究者 |
沢辺 元司 東京都健康長寿医療センター研究所, 加齢医学研究所, 研究部長 (30196331)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 慢性閉塞性肺疾患 / 間質性肺炎 / 糖尿病 / 終末糖化産物(AGEs) / 骨質 / 骨脆弱化 / コラーゲン分析 / COPD |
研究成果の概要 |
慢性閉塞性肺疾患(COPD)症例における骨脆弱化の機序を解明するために、剖検例を用いたCase-Control研究を行った。COPD例、間質性肺炎(IP)例、糖尿病(DM)例と、これらの罹患のない対照から、骨、肺組織、気管軟骨、胸部大動脈、皮膚を採取し、コラーゲンの終末糖化産物(AGEs)量を解析し比較検討した結果、対照群に比べCOPD例とDM例で有意に高値であった。これに対し、骨以外の組織のAGEs量は各群間に差はなかった。このことから、COPDでは、これまでに報告されている骨密度の低下と共に、骨へのAGEsの増加という骨質の低下も併発することにより骨の脆弱性が高まると考えられる。
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