研究課題/領域番号 |
24592311
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
祖父江 和哉 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90264738)
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研究分担者 |
杉浦 健之 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (20295611)
浅井 清文 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 教授 (70212462)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 認知症 / アルツハイマー / 麻酔薬 / 高次脳機能 |
研究成果の概要 |
アルツハイマー型認知症(AD)患者に対する麻酔薬の使用は、病理を悪化させる可能性がある。本研究の目的は、ADの病理に対する麻酔薬の影響を明らかにし、安全な麻酔法を確立することである。ADの発症機序として、GM1ガングリオシドがアミロイドβ(Aβ)の重合を促進することがわかっている。プロポフォール、チオペンタール、ミダゾラムは、GM1の発現を抑制することが明らかとなり、安全に使用できる可能性が高い。ケタミンは、Aβを分解する酵素であるネプリライシンの活性を低下させ、Aβ蓄積を促進する可能性がある。以上の結果は、AD患者に対する安全な麻酔法の確立に有用である。
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