研究課題/領域番号 |
24592406
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
玉田 聡 大阪市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20382179)
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研究分担者 |
魏 民 大阪市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (70336783)
加藤 実 大阪市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 登録医 (30711684)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 膀胱癌 / 浸潤 / アンドロゲン / 膀胱がん |
研究成果の概要 |
アンドロゲン代謝酵素の1つであるsteroid sulfatase (STS)は膀胱がんの浸潤過程および予後に関連する因子であることを発見した。第一に、免疫組織染色による評価では、ヒト浸潤性膀胱癌組織で筋層非浸潤性膀胱癌に比較して有意にSTSが高発現することを認め、STS陽性例は有意に予後不良であった。第二に、筋層浸潤性膀胱癌細胞株においてSTSをノックダウンすることで遊走能及び浸潤能が有意に低下することを発見した。最後に、STSはvimentinやZEB1などの上皮間葉系移行関連因子と相関することを発見した。以上のことからSTSは膀胱癌の新規治療標的因子となりうることが示唆された。
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