研究課題
基盤研究(C)
本研究ではこれまでのプロテオミクス解析で得たタンパク質発現データをもとに,パスウェイ解析を行い,癌の悪性度,進行度と関連の強いシグナル経路を検討した。さらにその結果をもとに,重要なシグナル経路の中から新規バイオマーカー候補を検討し,多症例による検証を行い,前立腺癌の新しい予後予測マーカーを探索した。前立腺癌においてホルマリン固定パラフィン包埋組織を用いたプロテオミクス解析法の有用性が示された。パスウェイ解析法はハイスループットな解析結果より効率よく新規バイオマーカー候補蛋白の選別に有用であった。MMMC2は前立腺癌新規バイオマーカーとしての有用性が示唆された。
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