研究課題/領域番号 |
24592487
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
市川 雅男 日本医科大学, 医学部, 講師 (20366660)
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研究分担者 |
竹下 俊行 日本医科大学, 医学部, 教授 (60188175)
根岸 靖幸 日本医科大学, 医学部, 助教 (50644580)
里見 操緒 日本医科大学, 医学部, 助教 (80318500)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 生殖免疫 / 妊娠 / B7-H1(PD-L1) / 胎児抗原特異的CTL / 自然免疫 / 樹状細胞 / PD-L1 / 胎盤 / 細胞傷害性T細胞 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
本研究では、胎児抗原特異的CTLと免疫寛容について詳細な解析を行った。我々は、胎盤組織に高発現している抑制性共刺激分子であるB7-H1 (PD-L1)に着目した。この分子はCTL上の表面レセプターPD-1を介してCTLを制御しうると考えられている。本研究では刺激シグナルである41-BBと共にこのPD-L1-PD-1系のブロッキングを行ったが、胎児抗原特異的CTLの誘導はなされたものの流産には至らなかった。このPD-L1は胎盤組織だけでなく樹状細胞やマクロファージに、またPD-1はNK細胞にも発現していることに着目したところ、これらレセプターの制御を介した新たな流産メカニズムの存在を見いだした。
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