研究課題
基盤研究(C)
子宮体部漿液性腺癌(UPSC)は、類内膜腺癌に比較して初期であっても筋層浸潤・リンパ節転移など伴うことが多く、婦人科悪性腫瘍の中でも極めて予後の悪い疾患の1つである。しかしながらUPSCの発生・進展のメカニズムに関してのいまだ詳細は明らかになっていないのが現状である。本研究では次世代シークエンサーおよびマイクロアレイを用いてUPSCからの網羅的なトランスクリプトーム解析を行い、組織および血清中特異的トランスクリプトームを解析することでUPSCの解明を試みた。本成果は将来のUPSCの理解と分子標的治療や新規バイオマーカー開発への応用に寄与するものと考えられる。
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130004720755
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