研究課題/領域番号 |
24592508
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
|
研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
中村 充宏 金沢大学, 大学病院, 講師 (50377397)
|
研究分担者 |
京 哲 島根大学, 医学部, 教授 (50272969)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 子宮内膜癌 / 癌幹細胞 / 血管新生 / 幹細胞 / 低酸素 |
研究成果の概要 |
子宮内膜癌においてCD133が癌幹細胞マーカーであることを報告してきた。今回、子宮内膜癌幹細胞の多分化能として血管への分化について検討を行った。 子宮内膜癌細胞をマウスの皮下に接種し形成された腫瘍を組織学的に検討したところ癌組織だけでなく血管組織を構築していた。血管を構成している内皮細胞は抗ヒトCD31抗体陽性であり、癌細胞から血管内皮細胞に分化している可能性が示唆された。CD133陽性の子宮内膜癌細胞はin vitroにおいて血管様構造を構築したのに対し、陰性細胞では認められなかった。またCD133陽性細胞はVEGFR--1の発現が亢進していた。低酸素下では血管様構造構築の維持が認められた。
|