研究課題/領域番号 |
24592526
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 近畿大学 (2014) 奈良県立医科大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
金山 清二 近畿大学, 医学部附属病院, 講師 (10423914)
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研究分担者 |
重富 洋志 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (20433336)
春田 祥治 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (30448766)
小林 浩 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (40178330)
吉澤 順子 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (80526723)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 卵巣明細胞腺癌 / 抗がん剤耐性 / HNF1-beta / 細胞周期 / chk1 / 抗癌剤耐性 / HNF-1beta / 抗癌剤耐性機序解明 / 婦人科癌 |
研究成果の概要 |
卵巣明細胞腺癌に特異的に発現する遺伝子として、HNF1-betaを同定し、HNF1-betaとDNA損傷チェック機構との関連について検討したところ、HNF1-beta陽性細胞ではチェックポイント機構の主要制御因子であるchk1タンパクが持続的にリン酸化していることが確認された。さらにchk1の自己リン酸化にはclaspinタンパクの関与があきらかとなった。これまでのわれわれの検討から、卵巣明細胞腺癌では、HNF1-betaは何らかの機序でclaspinを分解抑制、発現維持を介してchk1の過剰な活性化を誘導し、ブレオマイシンによるアポトーシスが阻害され抗癌剤抵抗性を示していることが確認された。
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