研究課題/領域番号 |
24592532
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
藤田 知信 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (20199334)
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研究分担者 |
河上 裕 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (50161287)
岩田 卓 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (30296652)
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連携研究者 |
青木 大輔 慶應義塾大学, 医学部, 教授 (30167788)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 卵巣明細胞腺癌 / HNF-1beta / がん微小環境 / がん免疫抑制 / 癌 / がん免疫 / 卵巣癌 / 癌微小環境 |
研究成果の概要 |
卵巣明細胞腺癌(OCCC)に高発現するhepatocyte nuclear factor-1β(HNF-1β)に着目し、がん微小環境における免疫抑制を検討した。HNF-1β高発現細胞株ではNF-kBやSTAT3の活性が高く、HNF-1β発現を抑制すると、NF-kBやSTAT3の活性が減弱しIL-6の産生も減少した。HNF-1βの発現抑制により共培養した樹状細胞が活性化され、そのT細胞刺激能も増強することがin vitroおよびin vivoにおいても示された。したがって、HNF-1βはOCCCのがん免疫抑制環境に関与するとともに、それを解除する標的分子となる可能性が示された。
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