研究課題
基盤研究(C)
子宮頸癌患者の血中miRNAを網羅的に調べ、腫瘍マーカー候補としての複数のmiRNAを同定した。realtime RT-PCR法にて健常者、子宮頸癌および子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)患者の血中のこれらmiRNAを定量解析し、進行期との相関性を認めたmiR-1290とmiR-100の腫瘍マーカーとしての臨床的意義が示唆された。miR-100の標的遺伝子としてパクリタキセル感受性遺伝子USP 15が同定された。低酸素暴露によりmiR-100の発現は亢進し、USP15のそれは減弱した。このmiR-100とUSP15の相関性が、低酸素による子宮頸癌に対する化学療法の感受性低下の一因であろう。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (6件)
MOLECULAR AND CLINICAL ONCOLOGY
巻: 5 号: 1 ページ: 189-194
10.3892/mco.2016.875