研究課題/領域番号 |
24592541
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
田渕 経司 筑波大学, 医学医療系, 講師 (80361335)
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研究分担者 |
原 晃 筑波大学, 医学医療系, 教授 (10156474)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 内耳 / 蝸牛 / シスプラチン / 有毛細胞 / 耳毒性 |
研究成果の概要 |
蝸牛においてセラミド、スフィンゴシンがシスプラチンによる蝸牛毒性に対し、細胞障害を増悪させることが分かった。また、セラミド、スフィンゴシンはシスプラチンとの併用でなく、単独で投与しても、高用量では蝸牛に対して細胞毒性を呈した。一方でセラミド―1-リン酸(C1P)はシスプラチンによる蝸牛毒性を軽減する作用を呈した。セラミドをC1Pへと代謝するセラミドキナーゼ阻害により、セラミドの蝸牛毒性は著明に増悪することから、蝸牛における内因性のセラミドキナーゼはセラミドをC1Pへと蝸牛内で代謝することで、蝸牛を耳毒性から保護していると推察された。
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