研究課題/領域番号 |
24592543
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
|
研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
齋藤 武久 福井大学, 医学部, 准教授 (10139769)
|
研究分担者 |
成田 憲彦 福井大学, 医学部附属病院, 講師 (80345678)
伊藤 哲史 福井大学, 医学部, 助教 (90334812)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
|
キーワード | 鼓索神経 / 中耳手術 / 茸状乳頭 / 味蕾 / 退縮 / 再生 / 神経切断 / 味蕾の退縮 / 味蕾の再生 / 共焦点レーザー顕微鏡 |
研究成果の概要 |
中耳真珠腫患者の鼓室形成手術中にやむを得ず鼓索神経を切断した7症例に対して、術前および術後定期的に電気味覚検査と生体用共焦点レーザー顕微鏡による茸状乳頭味蕾の観察を行った。その結果、神経切断後2~10週までに味蕾は消失し、7症例の平均では完全消失までに約50日を要することが判明した。この7症例を術後3ヵ月目から1年目までは毎月1 回、その後2年目まで3~6ヵ月毎に検査を反復した。その結果、味蕾再生は7例中5例で神経切断の5~8ヵ月後に観察され、味蕾数の増加とともに味覚機能も術前値に回復した2例、味蕾の再生は見られるが、味覚機能が回復しない3例、味蕾の再生が全く見られない2例の3群に分かれた。
|