研究課題/領域番号 |
24592579
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
|
研究機関 | 獨協医科大学 |
研究代表者 |
春名 真一 獨協医科大学, 医学部, 教授 (60198934)
|
研究分担者 |
深美 悟 獨協医科大学, 耳鼻咽喉・頭頸部外科, 准教授 (00311944)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 嗅覚障害 / 嗅粘膜 / 分泌過多 / 好酸球 / 糖蛋白 / 三次元培養 / 好酸球性副鼻腔炎 / 複合糖質 / ボーマン腺 / NO / 内視鏡手術 |
研究成果の概要 |
好酸球性副鼻腔炎の嗅粘膜の組織学的所見では、好酸球浸潤、ボーマン腺の増大とともに糖蛋白分泌異常が認められ、ニオイ分子の嗅粘膜接着が妨害されていることが示唆された。ステロイド薬の投与後に、好酸球浸潤とボーマン腺増勢と分泌異常が抑制され、嗅覚の改善も認められた。しかし、一部の嗅覚障害例では肥満細胞内にステロイド抵抗性のAmphiregulinの存在が認められた。 呼吸粘膜に著明な好酸球性浸潤の認めた症例ではFeNOが高値を示した。FeNO高値は線毛機能障害に起こすので、嗅粘膜においても嗅線毛機能異常に関与することが示唆された。
|