研究課題/領域番号 |
24592602
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
鮫島 靖浩 熊本大学, 医学部附属病院, 講師 (50206009)
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連携研究者 |
讃岐 徹治 熊本大学, 医学部附属病院, 講師 (10335896)
熊井 良彦 熊本大学, 生命科学研究部, 助教 (00555774)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 嚥下圧 / 高解像度内圧計 / マノメトリ― / 喉頭麻痺 / 嚥下リハビリテーション / 嚥下機能改善手術 |
研究成果の概要 |
基礎的研究では、8Fr細径の高解像度咽頭食道内圧計(HRM)による健常者の正常値が初めて得られた。従来の受圧部が一方向のセンサーによる測定結果より高圧で、14FrのHRMより食道入口部圧が低く安定していた。「強い息こらえ嚥下」は軟口蓋部や中下咽頭部の嚥下時最大内圧を上昇させ、食塊の残留除去に有用なことが明らかとなった。 臨床的検討では、特発性喉頭麻痺では咽頭残留が多く咽頭筋の障害が疑われた。また、下位脳神経麻痺を伴う一側喉頭麻痺では、軟口蓋から中下咽頭の著明な圧低下があったが、機能改善手術で食道入口部の静止時圧が低下し、中下咽頭圧の上昇がみられ、病態と治療効果の判定に有用であった。
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