研究課題/領域番号 |
24592623
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
西信 良嗣 滋賀医科大学, 医学部, 講師 (30379193)
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研究分担者 |
大路 正人 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (90252650)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | タンパク質 / 細胞・組織 / 応用動物 / 脂質 / 蛋白質 |
研究成果の概要 |
眼内への抗体療法を目的とした徐放性を有する抗体内包リポソームの作製を行った。作製したヒトIgG内包リポソーム溶液は100nmの均一な粒子をもち、使用ヒトIgG量の16-21%がリポソームに内包可能であった。漏出量に関しては、経時的な漏出率の増加が認められ、60日後の漏出率は約35%であった。リポソーム表面をアルブミンコートすることによって、漏出率を低く調節できることがわかった。次にベバシズマブ内包リポソームを作製し、リポソームからのベバシズマブの漏出量を検討した。前房水のベバシズマブ量に徐放効果が認められた。抗体内包リポソームが眼内への抗体療法の手段となりえる可能性が示唆された。
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