研究課題
基盤研究(C)
重症のアトピー性皮膚炎に合併する開放隅角緑内障が重症化しやすく、既存の緑内障治療(薬物療法並びに手術療法)に対して抵抗性を示す症例が多いことから、我々はアトピー緑内障の疾患概念を提唱するに至った。本研究の成果として、アトピー緑内障症例には、アトピー白内障およびアトピー網膜剥離の合併症例が多いこと、また観血的治療を要する重症緑内障症例が多いこと、濾過胞感染のリスクが高いことも判明した。アトピー緑内障症例の線維柱帯組織を用い、超微形態の観察・解析を施行したところ、特徴的な超微構造がアトピー緑内障の線維柱帯組織に確認された。
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