研究課題/領域番号 |
24592655
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
後藤 浩 東京医科大学, 医学部, 教授 (10201500)
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研究分担者 |
臼井 嘉彦 東京医科大学, 医学部, 講師 (50408142)
山川 直之 東京医科大学, 医学部, 助教 (80599134)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 眼内悪性腫瘍 / 眼内リンパ腫 / ぶどう膜炎 / サイトカイン / ケモカイン / BCA-1 / IL-10 |
研究成果の概要 |
原発眼内リンパ腫は、その多くが中枢神経系リンパ腫を併発するため5年生存率が約60%と生命予後不良な疾患である。一般に診断には硝子体を用いた細胞診などが行われるが、眼内液中の40種類以上の液性因子を網羅的に検索したところ、BCA-1などの新たな診断マーカーを同定することができた。また眼内に浸潤した細胞のゲノムを網羅的に解析したところ、IL-10遺伝子が存在するchromosome 1qなどの特定の遺伝子では高頻度にコピー数が増加しており、この染色体に異常のある患者は有意に眼内液中のIL-10濃度が高く生命予後とも相関することが判明した。 これらのデータは新たな治療法の開発に繋がることが期待される。
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