研究課題/領域番号 |
24592658
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
藤本 千明 日本医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (70623924)
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研究分担者 |
高橋 浩 日本医科大学, 大学院医学研究科, 教授 (00188046)
五十嵐 勉 日本医科大学, 医学部, 講師 (10421190)
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研究協力者 |
小林 舞香
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ドライアイ / 涙液浸透圧 / IL-6 / 高浸透圧 / 角膜上皮細胞 / 炎症 / サイトカイン / 浸透圧 / 眼表面 / TLR / 結膜上皮細胞 / Th17 |
研究成果の概要 |
今回、ヒト角膜上皮細胞を用いて、in vitroで高浸透圧のレベルと曝露時間を比較し、炎症性サイトカインの産生について調べた。 高浸透圧液の24時間曝露により、浸透圧が500mOsmと低いレベルであっても細胞に傷害を起こすことが分かった。一方、短時間曝露(10分間)では、800mOsmという超高浸透圧であっても、細胞毒性はないことが分かった。次に、短時間曝露では、400mOsm以上の高浸透圧液で、浸透圧が高くなるほど、IL-6産生が多くなることを発見した。他の炎症性サイトカイン産生には変化が見られなかった。以上より、高浸透圧涙液が角膜上皮細胞からIL-6が産生される機構の一部が解明された。
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