研究課題
基盤研究(C)
本研究では、糖尿病性創傷においてのmiR-21 とTGFβの相互作用を明らかにし,糖尿病性創傷治癒に対しmiR-21 の役割を評価することにした。マウス繊維芽細胞を用いての実験により、高糖条件でのmiR-21の発現を調べたところ、TGFβ1によるmiR-21の発現増加が見られた。TGFβ1によるmiR-21の発現増加にはNFkB転写制御因子活性を介した反応性酸素生成物(ROS)活性化が必要であることを明らかにした。miR-21が創傷部位への細胞遊走に必要であるが,糖尿病性マウスから得られた線維芽細胞では発現低下されていることが明らかになった。
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Biochemical and Biophysical Research Communications
巻: 451 号: 4 ページ: 615-621
10.1016/j.bbrc.2014.08.035