研究課題/領域番号 |
24592788
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 朝日大学 |
研究代表者 |
滝川 俊也 朝日大学, 歯学部, 教授 (90263095)
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研究分担者 |
引頭 毅 朝日大学, 歯学部, 講師 (10360918)
高木 秀太 朝日大学, 歯学部, 元助教 (10711351)
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研究協力者 |
杉山 明子 朝日大学, 歯学部, 助教 (90304534)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 口蓋裂 / TGFβ3ノックアウトマウス / 分子標的治療薬 / エピジェネティクス / シグナル伝達系 / 口蓋裂表現型 / 上皮成長因子阻害剤 / DNAメチル化酵素阻害剤 / TGFβ3 ノックアウトマウス / TGFβ3 / 上皮成長因子受容体 / 口蓋裂軽症化作用 / EGFR阻害剤 / ゲフィチニブ / 口蓋突起内側縁上皮細胞 / 上皮ー間葉分化転換 |
研究成果の概要 |
当該研究はマウスおよびヒトで同じ遺伝子異常をもつとしても、その遺伝学背景が異なると表現型が変化する事象の原因にエピジェネティック修飾因子が関与していることを2系統のTGFβ3ノックアウトマウスを用いて明らかにするとともに、分子標的治療薬の投与によって胎児口蓋組織の種々のシグナル伝達系を制御できること、ならびに遺伝子異常による口蓋裂表現型の重症化を薬理学的に抑制できることを国内外で初めて実証したものである。 近い将来、口蓋裂を発症する遺伝子異常が判明している場合でも、当該研究成果の発展により、いまだ生後の手術のみであるヒト口蓋裂治療に対して予防的胎児薬物療法という新たな治療戦略の創出が期待される。
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