研究課題/領域番号 |
24592936
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴系歯学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
成田 紀之 日本大学, 松戸歯学部, 准教授 (10155997)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 口下顎ジストニア / NIRS / 筋電図 / センソリートリック / ボトックス注射 / 精神心理テスト / 感覚運動皮質 / ジストニア / 顎頚筋活動 / Botulinum Toxin / 精神疾患 / トポグラフィ / ボトックス治療 / 感覚トリック / 動作特異性 / 顎筋活動 / 感覚運動皮質活動 / NIRS計測 |
研究成果の概要 |
本研究では、口顎ジストニアにおける感覚トリックによる異常筋活動と、かかわる一次感覚運動皮質活動の変調について検討したところ、口腔内へ飴を含むなどで、異常筋活動は軽減し、併せて一次感覚運動皮質の活動性も低下した。また、ボットクス治療によっては、顎口腔の異常筋活動は明らかに軽減し、併せてかかわる一次感覚運動皮質の活動性も低下した。このとき、ジストニアスケールや咀嚼困難の自覚も軽減し、痛みやうつスコアにも有意に低下した。以上のことから、感覚トリックとボトックス治療はいずれも感覚運動皮質の変調をともない、さらにボトックス治療では運動性ばかりか非運動性の痛みや精神心理的症状への治療効果も期待された。
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