研究課題/領域番号 |
24592942
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴系歯学
|
研究機関 | 大阪歯科大学 |
研究代表者 |
楠本 哲次 大阪歯科大学, 歯学部, 講師 (70186394)
|
研究分担者 |
武田 昭二 大阪歯科大学, 歯学部, 名誉教授 (20067185)
田口 洋一郎 大阪歯科大学, 歯学部, 准教授 (60434792)
小正 聡 大阪歯科大学, 歯学部, 助教 (70632066)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | TNS / インプラント / オッセオインテグレーション / チタン合金 / ナノ構造 |
研究成果の概要 |
本研究ではインプラント材料として使用される代表的なチタン合金の一つであるTi-6Al-4V表面上に濃アルカリ処理によりナノ構造(TNS)を形成し,ラット骨髄細胞の硬組織分化誘導について比較・検討を行った.SEM,SPMの観察ではナノメーターレベルのネットワーク構造が形成された.XPSの観察では深い酸化膜の層が形成されているのに加え,表層からはバナジウムの析出が見られなかった.濡れ性は実験群で低い接触角を示し,ラット骨髄細胞の初期接着および各種硬組織分化誘導に関するマーカーは高い値を示した.以上により,TNS析出チタン合金表面はオッセオインテグレーションの早期化に寄与できるものと示唆される.
|