研究課題/領域番号 |
24593014
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 相模女子大学 (2013-2014) 鎌倉女子大学 (2012) |
研究代表者 |
吉野 陽子 相模女子大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (70298248)
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研究分担者 |
中川 洋一 鶴見大学, 歯学部, 講師 (90148057)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 慢性ストレス / 唾液タンパク / カリクレイン / 小胞体ストレス / GRP78/Bip / phospho-eIF2α / 唾液 / 上皮成長因子(EGF) / 唾液腺 / ストレス / EGF(上皮成長因子) |
研究成果の概要 |
慢性ストレスは持続的に交感神経が刺激されている状態と考えられるため、マウスにαアドレナリン受容体アゴニストのフェニレフリンを長期投与し、唾液タンパク分泌変化の機序解明を行った。このマウスでは、カリクレインとEGFの分泌低下、ならびに顎下腺上皮細胞におけるカルシウム濃度上昇の有意な低下がみられた。また、小胞体ストレス下で応答するシャペロンタンパクGRP78/Bipと翻訳抑制因子elF2αのタンパク発現量が有意に上昇していた。さらに、分泌顆粒の染色性低下と面積の減少が観察された。これらは、elF2αのリン酸化による唾液タンパク翻訳抑制が起きた結果として、分泌顆粒の形成不全が生じたものと推察された。
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