研究課題/領域番号 |
24593036
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
玉谷 哲也 徳島大学, 大学病院, 講師 (30274236)
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研究分担者 |
宮本 洋二 徳島大学, 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (20200214)
永井 宏和 徳島大学, 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部, 准教授 (50282190)
内田 大亮 獨協医科大学, 医学部, 准教授 (20335798)
大江 剛 徳島大学, 病院, 助教 (60432762)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 口腔癌 / PARP阻害剤 |
研究成果の概要 |
癌化学放射線療法の問題点は、癌細胞の抵抗性の獲得である。その主要な原因は細胞内のDNA修復経路の1本鎖修復に関わるポリ(ADP-リボース)合成酵素(PARP)の活性化と考えられている。そこで、口腔癌細胞でPARPの発現を検討すると、癌でPARPの発現が増強し、活性化していた。その発現は抗癌剤や放射線で処理すると、さらに増強されること、口腔癌においてPARPが抗癌剤・放射線抵抗性に関わる重要な分子であることを示した。PARP阻害剤は口腔癌細胞に対して抗腫瘍効果を示し、放射線や抗癌剤処理で相加的な増殖抑制効果が認められた。すなわち、PARPを標的とした複合的な口腔癌の新規治療法の可能性が示された。
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