研究課題
基盤研究(C)
口腔癌の治療成績向上のためには、潜在転移の可能性を念頭においた治療戦略が練られなければならない。脈管内を遊走する転移癌細胞に効率的にアポトーシスを誘導できれば、潜在転移の芽を摘むことが可能になると期待できる。しかしながら、多くの癌細胞はアポトーシスを誘導するTRAILに抵抗性を有しており、本研究ではこの抵抗性を解除する方法を検討することを目的とした。研究の結果、Srcの活性化と定常状態でのA20の過剰発現がTRAIL抵抗性に関与していることが明らかになった。
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愛媛医学
巻: 32