研究課題
基盤研究(C)
静脈内鎮静法前に経口投与したプレガバリンが、麻酔作用に及ぼす効果について検討した。プレガバリン内服群では、BIS値(80-60)および一定のRamsay鎮静スコアにおけるプロポフォール血中濃度が対照群と比較して有意に低かった。現在、ガバペンチンについて同様の臨床試験を遂行中である。ラット海馬CA1領域錐体細胞において、グルタミン酸によるシナプス前神経終末部のCa2+濃度上昇をプロポフォールは濃度依存性に抑制した。プロポフォールは、シナプス後膜におけるGABAA受容体の感受性増強だけでなく、興奮性神経伝達物質放出にも影響を及ぼすことが示唆された。
すべて 2016 2014 2012
すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (7件)
Open Journal of Anesthesiology
巻: 6 号: 03 ページ: 27-36
10.4236/ojanes.2016.63005