研究課題
基盤研究(C)
歯周病は細菌感染による慢性炎症疾患である。歯周病の治療を進歩させるために生体側の病態の解明が重要である。我々は,病態を反映した歯周病モデルの確立を目指して,炎症性の細胞内伝達因子であるMAPKが恒常的に活性化しているMAPK phosphatase-1 (MAPK不活性化因子, MKP-1) 遺伝子欠損マウスと骨吸収が亢進したOPG遺伝子欠損マウスを交配して新規の炎症性歯周病モデルの作製を試みた。(結果)MKP-1・OPG遺伝子へテロ二重遺伝子改変マウスを得た。マイクロCTの解析より、MKP-1・OPG遺伝子へテロ二重遺伝子改変マウスでは歯槽骨の進行を認めた。
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http://www.mdu.ac.jp/graduate/index.html