研究課題/領域番号 |
24593171
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 日本歯科大学 |
研究代表者 |
今井 敏夫 日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (90120617)
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研究分担者 |
八重垣 健 日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (40166468)
鴨田 剛司 日本歯科大学, 新潟生命歯学部, 講師 (00366767)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | マウス骨髄幹細胞 / 破骨細胞 / 骨芽細胞 / 硫化水素 / 口臭 / 分化誘導 / 口臭物質 / 歯周疾患 |
研究成果の概要 |
この研究は骨髄幹細胞の分化機構に対する硫化水素の作用解明を目的とした。骨髄幹細胞は、幹細胞分離装置を用いてマウスの大腿骨から単離した。さらに幹細胞から CD114(+)陽性細胞(BMC-CD117(+))を磁気分離システムで単離した。BMC-CD117(+)には NFAT1とアグリカンネオエピトープが認められた。 BMC-CD117(+)を硫化水素存在下で培養したところ、破骨細胞の分化マーカーである酒石酸耐性酸性ホスファターゼ陽性の多核細胞の出現が認められた。硫化水素は骨髄幹細胞からの破骨細胞の分化を誘導したことから、口臭物質である硫化水素は歯槽骨吸収の危険因子であることが示唆された。
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