研究課題/領域番号 |
24593176
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 鶴見大学 |
研究代表者 |
武内 博朗 鶴見大学, 歯学部, 臨床教授 (50572260)
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研究分担者 |
泉福 英信 国立感染症研究所, 細菌第6室, 室長 (20250186)
野村 義明 鶴見大学, 歯学部, 准教授 (90350587)
花田 信弘 鶴見大学, 歯学部, 教授 (70180916)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 口腔バイオフィルム / エンドトキシン / グラム陽性菌 / グラム陰性菌 / 3DS / 歯周病 / 菌血症 / 口腔保健 / デンタルプラーク / 細菌 / LPS / 抗LPS抗体 / FISH / Porphyromonas gingivalis |
研究成果の概要 |
歯周炎患者(n=116)に対する抗菌療法を含む歯周治療により、口腔総菌数は変化せずP. gingivalis菌比率の著明な低下が確認され、蛍光insituハイブリダイゼーション(FISH)法においても、P.gingivalis菌シグナルが低下し、総レンサ球菌のシグナルが増加した。また重度歯周炎患者(n=12)の菌血症に関しては、スケーリング前で10%、直後で50%、10分後で20%が陽性であったが、歯周治療実施後はスケーリング直後でも5例中3例の菌血症が抑制できた。 歯周治療による口腔細菌の制御が、口腔疾患制御は勿論歯原性菌血症、LPS血症など全身疾患のリスク低減になることが示唆された。
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