研究課題/領域番号 |
24593208
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
武田 利明 岩手県立大学, 看護学部, 教授 (40305248)
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研究分担者 |
平野 昭彦 岩手県立大学, 看護学部, 准教授 (30305255)
三浦 奈都子 (三浦 奈都子(小山奈都子) / 小山 奈都子 / 小山奈都子) 岩手県立大学, 看護学部, 助教 (40347191)
及川 正広 岩手県立大学, 看護学部, 助教 (60537009)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 抗がん剤漏れ / 看護技術 / 実証研究 / 病理学的研究 / 基礎看護学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、がん化学療法を行っている患者にしばしば認められる抗がん剤による皮膚傷害の予防と看護ケアを確立することである。実験動物を用いた基礎研究により、抗がん剤が漏れたときの皮膚傷害の特徴は、一般の薬剤と同様に異物に対する急性の炎症反応に始まり、その後断続的な細胞傷害が進行することを明らかにした。急性の炎症反応に対しては心地よい冷罨法(皮膚表面温度20℃程度)が有効であるが、その後の抗がん剤特有の細胞毒性に起因する組織傷害の明らかな抑制効果は認められなかった。しかし、抗がん剤が漏れたときの初期の冷罨法は看護ケアとして有用であると考えられ一時期考えられていた温罨法の有効性は完全に否定された。
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