研究課題
基盤研究(C)
災害発生時に、被災地域の高校生が、自らが受傷しないための能力と家族を救護する能力を身に付けるための教育・訓練として、災害外傷予防教室を合計6回開催した。災害による外傷の特徴と予防に対する知識の獲得に加えて、シミュレーション下での外傷予防対応と一次救急処置をグループ学習を通して、学びを共有した。参加者の78%を女子が占め、参加理由は医療系大学への進学のための体験学習であった。無記名アンケートの結果では、参加者が抱く外傷の原因は、交通事故や災害よりも、友人や知人同士のいじめや悪ふざけによる外傷・傷害に関心が高かったことから、身近な外傷体験を災害や交通外傷の予防教育に生かすことが重要と考える。
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すべて 学会発表 (4件) (うち招待講演 3件) 備考 (3件)
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