研究成果の概要 |
早期の慢性閉塞性肺疾患(以下,COPD)患者への看護アプローチモデルとして看護外来支援プロトコルを開発し,パイロットスタディを実施した.介入は看護師6名の協力を得て,軽症・中等症COPD患者19名へプロトコルに基づく面談を2か月毎に実施した(介入期間6か月~8か月).アウトカム評価では看護師,患者それぞれに対し,自記式質問紙で初回より4か月毎に回答を得た. 分析はSPSSver.22を用いた.結果は,患者の活動性が初回と4か月の間で有意に改善し(p<.05),症状も初回と8か月の間で有意に軽減していた(p<.05).これらよりプロトコルの妥当性と有効性は一部明らかになり,課題も明確になった.
|