研究課題/領域番号 |
24593522
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 山形県立保健医療大学 |
研究代表者 |
小澤 芳子 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (60320769)
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研究分担者 |
日高 紀久江 筑波大学, 医学医療系, 教授 (00361353)
中村 裕美 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 准教授 (20444937)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | Coping Skills / Early onset / Dementia / Young Adult / Family / 若年認知症 / ヤングアダルト / 心情 / 子ども / 受容プロセス / 支援 / 若年認知症を親に持つ子ども |
研究成果の概要 |
若年認知症(EOD)の親を持つ子どもが親を受容する過程を明らかすることを目的に、若年認知症を親に持つ子ども10名に半構造的インタビューを行い、質的帰納法で分析した。子どもが親を受容した過程は、ショック、戸惑い、受容の兆し、新たな関係の構築、共に歩むであった。子どもたちは、認知症と診断されたショック、親の言動の変化や対応がわからずに戸惑うことが長期間続くが、親の様々な言動は「病気だから仕方がない」と諦める気持ちを契機に気持ちを切り替え、現実を受け入れることで親の病気によるプラス面(親の軌跡や家族への影響)が考えられ、新たな関係を形成して共に歩むことを志向し、次第に受容する過程が明らかになった。
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